誠に勝手ながら2010年2月1日(月)から2010年2月28日(日)までリニューアルにつき長期休業をさせて頂くこととなりました。お客様にはご迷惑をお掛け致しますが、3月1日(月)より、これまで以上に充実した内容で営業を再開いたしますので、どうかご理解を賜われますようお願い申し上げます。

2008年5月のオープンから1年8ヶ月が経ち、その間たくさんのお客様や物づくりをされている方々、そして地域の皆様との貴重な出会いに恵まれ、お陰さまでengawaもようやくこの葉山・一色の土地に少しずつengawaらしくあれるようになってきたと実感しています。

当初は、かつて葉山が保養地として栄え始めた時代の別荘建築の生き残りであるこの「塚原伊勢松邸」の持つ独特な雰囲気に個人的に惹かれ、この場所の空気をたくさんの方に体感していただけたら素敵だろうなという想いで、レストランとして営業を開始しました。そしてこれまで実際にここを訪れてくださった方々とのふれあいを通し(もちろんすべてのお客様とお話しをさせて頂けるわけではないのですが、会話がなくても表情や雰囲気を感じることもふれあいと考えています)、単に建物を楽しんで頂くだけではなくengawaでの皆様の時間を一層深く充実したものにしていきたいと日々感じてきました。そしてそれは、「ここに来たら何か特別な出会いがある」とおっしゃって頂けるということではないかと思うようになりました。趣ある建物との出会い、食との出会い、ある風景との出会い、人との新たな出会いと出会いには数えきれないほど様々な種類がありますが、小さなことだけれどなんだかとても感動したり、ささやかだけど物事の見方がすっと変化したり、そんな出会いがあると今日がちょっとだけ豊かになる気がします。レストランですのでここでお客様が過ごされる時間は1日のたった数十分から多くても数時間ですが、たとえ短い時間でも「今日はengawaに来て本当に良かった!」と心から感じていただけるような、皆様それぞれにとってのささやかな特別な出会いのある場所にしていきたい、そう考えています。

というわけで、ここで少しお休みをいただいて、料理や器を始めとしengawaにあるひとつひとつの「事」と「物」、そしてそれらの「繋がり」をもう一度丁寧に見つめ直し、皆様との出会いの素(きっかけ)となることに少しでも近づけるようにブラッシュアップしたいと思います。じっくりと本質を見つめて、丁寧に愛情をかけ、そしてゆっくり信頼関係を築いて行く事—、そうすることが今とても重要なことだと感じるからです。

少し大げさなことを言ってしまいましたが、3月1日、春の音連れともにちょっぴり成長したengawaとしてまた皆様にお会いできますのを心より楽しみにしています。「縁側」にてみなさまに素敵なご縁を感じて頂けますようこれからも日々努力して参りますので、engawaの成長を末永く見守って頂けましたら幸いです。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2010年1月

engawa cafe & restaurant

オーナーシェフ

寺田 由利加

Share →
Set your Twitter account name in your settings to use the TwitterBar Section.